普段からニュートラルでいれるようにする
安らぎ、落ち着き、穏やかさ、思いやり、優しさ、そして大事なモノゴトに集中する力、へこたれずに持続する心の能力のことをニュートラルな心という。
仏教的には、快には2種類あるのです。①欲を満たして満足するという快と②心に苦痛がない、執われ・わだかまりがない、心地よさとしての快。
澄んだ水の状態:私たちの自然な存在状態は「喜び・愛・歓喜・自由・感謝」
いつも澄んだ水の状態で生きることができれば、直感が進む道を教えてくれる
無限の知性とアクセスすることができるようになる
考えるのをやめればゾーン、フロー状態になり、インスピレーションやとても軽やかな活力高揚感、開放感が生まれる。
「快楽を求めよう」「人生は楽しまないと」という発想は、世間で強調されているほど、正しいとはいえない。
いつも心地よい関係でいるために、現実的に考えるなら①怒りで反応しない心の使い方、②怒りを感じている・感じたときの自分自身の感情への向き合い方、という二段構えの方法が必要。
普段の感情の持ち方として望ましいのは
- ニュートラルが基本
- 快はおまけ
- 不快は避けるべきだが、反応することは人との関係に不可欠だから、不快を感じたら上手に解消する
仕事前の30秒座禅ー節目節目に気持ちを切り替えるために呼吸法を取り入れニュートラルな心に!
仕事を始める前に30秒、腹の膨らみ・縮みに意識を向ける。何かを始めるときには、リセットするつもりで呼吸法をしてみよう。
《毎日出来ること》
感覚を使う_ゆっくり手足に意識をむけて暮らす、マインドフルネス
- 食事に集中する、家事に集中する
- ゆっくりと入浴中に一日を思い出す、その時の感情も
- 外に出る、シェリと散歩で感覚に戻る
- 寝る前に2分間頭を無にする呼吸法
- とにかくイライラしてきたら休む
- 頭がお暇な時に気づく(頭の中でネガティブな感情が沸いてきたら)
- 朝に30分のトレーニングで心と身体のメンテナンス
- お茶&甘いもシェリとお散歩、感覚に戻る
- 節目節目に、お腹に手を当てて、目を閉じて深呼吸を2分くらい
- 気功法でぶらぶらと身体を揺らす
《思考を使う_自分と言う存在を許す、受け入れる》
- 自分を許す、諦める(そこそこの自分、完璧じゃない自分を)
- ただぼーっとする日をよしとする(自分に許す、追い詰めない)
- 首にならない程度に働く
- もう授業を完璧にやることをやめる=そこそこで諦めよう
- ほのぼのと授業をしてみる (たぶんこっちの方が生徒たちのためになりそう)
- 完璧に穏やかな、平穏な生き方をすることを諦める
- 完璧に家事をすることを諦める
- 趣味を完璧にやることを諦める
《思考を使う_夫という存在を受け入れる》
- 夫を「理想の夫」にすることを諦める
- パパと仲良くするためにおっちょこちょいに片目をつぶる
- 夫の自惚れを聞き流す⇒まずは場所を離れる
- 美味しい料理を作ってあげる
《思考を使う_頭のグチャグチャを整理整頓でスッキリ》
- ドラマ(ミステリー、推理)
- パワーライティング
- 整理整頓(片付け)
《定期的に出来ること》
- マッサージを受ける、すいな
- 買い物
- 温泉
- 自然の中に泊る
- 美味しいものを食べに行く
- 十和田湖の星のリゾートに行く
《アートな時間は心のメンテナンス》
- 自分の夢のイメージの絵を描く(穏やかに過ごしている自分の世界)
- 自分の心をハット気づかせるための絵 プロパガンダ的な絵
- 写真をよくみて、その中に自分を入れる
- スクーリングで無になる
ケンカ解決策
- 物理的な距離を取る
- ケンカは距離が近すぎるというサイン
- ケンカになりそうになったら、その場から逃げるが勝ち
- 相手への同情(ADHD、育った環境など)、そして諦め
- 今の夫を理想の夫にすることを諦める
- パパと仲良くするためにおっちょこちょいに片目をつぶる
- 夫の自惚れを聞き流す⇒まずは場所を離れる
怒ったときにすること
- 過剰に反応しない
- 不快な気持ちに執われない、感情に支配されない
- インナーペアレントでインナーチルドレンを応援する
どうしたら出来る?「感情を外から眺める」(反応を客観的に見る)
- 「○○○と私は怒っている」
- 「○○○と私は反応している」
- 「○○○と私不満を感じている」
と他人事のように言葉で確認すること。「反応を客観的に視る」ことが大切。
言葉は意識を気づきに向ける。そして反応の量を減らす意味がある。
意識を気づきに使えば使うほど、「○○○と私は怒っている」など言葉で客観的に視ることが出来れば、怒りに使う意識の量が減り、怒りが静まってくる。
「反応は出来るけど…」と余裕をかます
実際に感情で反応する前に、客観的に気づくことに心を使うと…
「反応は出来るけど…」「さて、これからどう反応(対応)しようか」
ポイントは、実際に反応する前に、「自分の反応を客観的に観察するぞ」という立場に自分を置く。大人!!
最初から”気づき”(観察)に使うことを決めておいて、「反応しない」心の準備をする。
相手を裁かず、ありのままを理解する
相手をあれこれと判断せず、その心中を妄想せず、ただその人が何を言っているか・しているかを、ニュートラルな心で理解する。善し悪しは判断せず、あるものはあると理解する。
- サティ:「私の中に怒りがある」と気づく。
- ラベリング:「これは怒りで反応している状態だ」と客観的に認識します。
- 怒りの割合を数値で表す:自分の心の中で怒りがしめる割合は?
- 怒りの割合を”カウントダウン”:70%⇒50%⇒30%⇒10%
サティ(気づき)の力ー心の中に”ある”ものを”ある”と理解すること
サティ(気づき)は「快適な心づくり」の決定版です。
- ストレスや雑念を洗い流し
- 集中を高め
- 理解力や状況判断力を高め
- 記憶力を高める
- あらゆる「心の能力」を育てる「心の使い方」
- 記憶は妄想にすぎない
- 記憶には反応しない
「心の使い方」=「気持ちの切り替え方」
感覚・感情・思考・意欲を上手く使いながら不快をため込まないようにする。
結果的に、ストレスが溜まらず、気持ちの切り替えが早くなり、人生を楽しむことが上手になり、作業のスピードも速くなり、周囲に振り回されずに、自分に大切なモノゴトのみに心を使える状態になる。
《例えば》
- 最近、ストレスが溜まっている⇒不快な感情⇒(これは不快な感情が続いている状態だ。とすれば意識を感覚に向け変えて、感情をリセットしよう。食べようか、音楽を聴こうか、週末に旅に出ようか。)
- 頭がモヤモヤする。考えがまとまらない⇒ムダな思考⇒(これはムダな思考が溜まった状態だ。となると、意識の先を感覚に切り替えて思考を解消しよう。ひと休みして、散歩にでも出るか。)
- 近ごろ元気が出ない。やる気が湧かない⇒意欲の減退⇒(は意欲が減退している状態だから、喜びの感情をあげるようにしよう。好きなことをやれという合図だな。)