~ 飢饉普請 ~
「どうしたら貯まるか」ではなく、「どうしたら、周りの人や
お金自身に喜ばれるような使い方ができるか」を考えていたら、
知らず知らずのうちに『富』は貯まっていくのかもしれません。
小林正観さん著 『生きる大事・死ぬ大事』P202 弘園社より
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私の住んでいる新潟市に「北方文化博物館」(以前は豪農・伊
藤家の邸宅)があります。
小林正観さんは伊藤館長から『庭にある築山』について聞いた
話をこの本で書いています。
伊藤館長の祖父(または父)はこの築山を築く際に『車や機械
は使わず手で土を運ぶよう』にしたそうです。
理由は多くの人に長くお金を支払えるようにするためです。
(3年半かかったそうです)
その当時新潟は不作が続いていました。伊藤館長は多くの人に
「一家心中しないで済みました」とお礼を言われたそうです。
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近江商人や伊藤家には「みんなが困った時」に蓄えた富を吐き
出すという「飢饉普請」と発想があったと小林正観さんは述べ
ています。具体的には不急な増改築をしてお金を使うことです。
入ってきたお金は他の人に喜ばれるように使う。これが何代も
「お金持ち」でいられる人のポイントなのかもしれません。
お金の使い方を少し考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
正観さん、お金は周って人を幸せにするものなんですね。私達も沢山の人に幸せにしていただいています。
私もだれかの喜びのために生きたいです。だれかの笑顔のために!
今日も今ここを感謝の気持ちをもって笑顔で生ききるぞ!
正観さん、見守ってて下さい。よろしくおねがいします🙏