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読書

風邪の効用

「風邪の効用」野口晴哉

風邪の効用の本を読みました。近ごろ、コロナの対処法として、熱が出たら解熱剤と盛んに言われていますが、どうなのかな?って思っていました。

スペイン風邪の時、解熱剤の乱用が、あれだけ多くの人を死に至らしめたことを考えると、本当に必要?そんなにすぐに熱は下げなきゃいけないの?って思っていたのですが、この本によると「風邪自体が治療行為ではなかろうか」と

風邪を完全に経過しないで直してしまい事ばかり直してしまうことを考えるから、普段の身体の弱いところをそのまま残して、また風邪をひく…

「がんなどでも風邪をひけば治ってくる。ごく最近、がんに風邪の細菌をつけたらがんがな句なってしまった、それで風邪をひくことはがんの治療法になるというような説が出てきましたが、がんに限らず、血管硬化に限らず、風邪というのは鈍った身体に対する特効薬であろうと思う。」

風邪をひけば身体は丈夫になる。体を、心を弛めて、緩めてゆっくり寝ることが大切。

風邪を全うする要領

1.体を弛めること

整体などをを取り入れて弛める

2.冷やさぬこと

3.温めること

4.発汗は引っ込めないこと

5.風邪の全行程における急処

平熱以下の時期を安静にすること。平温に復したらすぐに起きること。(余分に養生しない)この2つが風邪の活用の急処。

6.水分を多めにとること

肘を温める

頭の発想が停滞したときには肘を温めるとよくなります。

尾骨を温める

てんかん、てんかんに限らず、頭の過敏症状は尾骨を温めると、考えている以上に効果があります。

ヒステリー症状

股関節の異常を伴う、首の左側を温めること