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心と身体の健康

ゴーヤ、コーヒー”苦いもの”が無性に食べたい!!

ゴーヤ、ブラックコーヒー、普段はゴーヤを食べたいなんて思わないのに?なぜなんだろう。汗かきかきかき、ゴーヤチャンプルを作っている。普段は食べないのに??

スマホで調べたところ、「東洋医学では「五味調和」と言うのがあるらしい」

五味とは、

  1. 酸味(すっぱい)
  2. 苦味(にがい)
  3. 甘味(あまい)
  4. 辛味(からい)
  5. 塩味(しょっぱい)

私たちが感じるこれらの5つの味は東洋医学では「五味」と呼ばれ、体に摂り入れることで、それぞれが体に対して違った働きかけをするということ。味、そのものに身体に働きかける力があるとは…。

それぞれの働きが足りていないときに、足りてない物の味をほしくなると言うこと。例えば、体や心に苦みの働きが足りていない時には苦い物が欲しくなり、甘みの働きが不足している時はチョコレートなどの甘い物が食べたくなると言うことらしい。

〈苦味が欲しい時のSOS〉

小腸、心臓、舌 心の状態:小さなことに興奮するほど喜ぶ、不安感、緊張感 体の状態:軟便・下痢、巻き舌、動悸、息苦しさ、汗が出やすい、げっぷ             

苦みには体の熱を整える、余分な水分を排出する、頭痛や咳をおさえる働きがあります。

苦味が持つ働きは主に4つ

  1. 清熱…体の熱を取る
  2. 燥湿…体の余分な水を取り除く
  3. 解毒…体の老廃物を取り除く
  4. 鎮静…神経の興奮を鎮める

但し、苦みも摂り過ぎると大腸や肺に不調が出る、体毛が抜けやすくなるなどの原因となります。 「苦味」が強い時は「辛味」で調整します。

苦味”を感じることによって胃腸の働きが活性化されるのですが、食欲がないときなどに使う胃腸薬にも苦味のある生薬がよく使われています。そして“苦味のあるもの”にはデトックス作用もあり、体内の余分なものを取り除くという働きがあります。

「五味調和」とは「五味」をバランスよく摂ること

甘い物が食べたいからと甘い物だけを食べていては体のバランスを崩してしまいます。五味それぞれの働きを知ることで、心や体の状態から必要な食材を選ぶことができるようになります。

健康な体を維持するためには心や体が発する小さなサインを見逃さず、食生活や毎日の運動などバランスのとれた日々を過ごすことが大切です。

なるほど、私が苦みを欲するのも体の声なのですね。ガッテン!

春によく食べる山菜などの苦みのある食材にも身体への意味があるのです。

春の苦み食材で肝臓を解毒モードに!
苦味が発揮されるのは春の食材。ふきのとうやタラの芽などの山菜、フキ、タケノコなどの苦味によって体の毒出しが促進されます。
人間も動物同様に冬は体が溜め込みモードに切り替わるため、春になると冬の間に溜め込んでしまった悪いものも排泄しようというモードに切り替わります。それを手伝うのが苦味です。特に肝臓の解毒作用が高まるので春が来たら山菜など苦味を積極的に取り入れましょう。皮膚に湿疹がでやすい、皮膚が炎症しやすいタイプは控えめに。

苦い食べ物:野菜編

・みょうが  

薬味として人気のみょうがは、独特の香りが特徴だ。そんなみょうがには、ミョウガジアールという辛味や苦味を感じる成分が含まれている。

・ケール

カリウムや食物繊維を豊富に含むケールは、健康野菜としても注目されている。そんなケールは青汁の原材料になっていることも多い。ケールにはスルフォラファンという苦味成分が含まれているのだ。

・ピーマン

ピーマンが苦手だという子どもも多いが、ピーマンに含まれるクエルシトリンというポリフェノールの一種が苦みの一因であると考えられている。しかしピーマンの苦味は油で炒めたり、縦に切ったりすることで和らげることができる。

・きゅうり

サラダや漬物などさまざまな料理に使われるきゅうりにも、苦味の元になる蟻酸やククルビタシンという物質が存在している。しかしその苦味は、こすり合わせることで和らげることができる。

苦い食べ物:飲み物編

・青汁

苦い飲み物の代表として使われることが多いのが、青汁だ。青汁は苦い野菜として紹介したケールなどが原料となっている。

・せんぶり茶

せんぶり茶は、腹痛や下痢などに効果のある胃腸薬としても知られている。最近では、罰ゲームで飲む苦い飲み物としても使用されることが多い。

・ビール

お酒のなかでも人気のビールは、独特の苦味が特徴だ。ビールの苦味は原料であるホップに含まれている苦味成分のイソα酸が原因だ。このイソα酸がどのくらい含まれているかによって、ビールの苦味は変わってくる。

・麦茶

麦茶は、味が濃くなってしまうと苦味を感じることがある。麦茶パックを長時間入れっぱなしにしないような対策を取ることで、麦茶が濃くなって苦くなるのを防ぐことができる。

苦い食べ物:そのほか

・秋刀魚の内臓

秋刀魚の内臓であるハラワタには独特の苦味がある。これが好きな人と嫌いな人に分かれるだろう。

・渋柿

渋柿にはタンニンという苦味物質が含まれている。しかし干し柿にしたり、焼酎に浸けたりすることで、美味しく食べることができる。

・チョコレート

甘いお菓子の代表格であるチョコレートも、カカオがたっぷり含まれているものは苦味を感じることがある。この苦味成分を押さえるために、チョコレートには砂糖やミルクが使われているのだ。