東洋医学の「五味」
酸っぱい物が欲しい時
私はなんかサッパリしたいとき、食欲がないときが多いかな?
酸味が欲しい時のSOS:肝臓、目
心の状態:イライラ、憂うつ、決断力の低下
体の状態:目の充血、爪が割れる、不眠、消化不良、睡眠障害
酸味には血流をよくし肝機能を活発にする働きがあります。
摂り過ぎると胃や脾臓が不調になります。「酸味」が強い時は「甘味」で調整します。
甘味が欲しい時
私は甘い物が食べたいときは、大体イライラしているとき、脳疲労をおこしているときかも。食べ過ぎると、その後は口内炎になるかな~
SOSの発信:消化器関連、胃、口
心の状態:強い疲労感、落ち込み
体の状態:疲労、口内炎、食欲不振、胃もたれ、下痢、嘔吐
甘味には栄養分を補給し体力不足を補う、胃腸の働きを整える働きがあります。
摂り過ぎると腎臓、膀胱、耳の不調の原因となり体にだるさが生じることがあります。
「甘味」が強い時は「塩味」で調整します。
辛味が欲しい時
辛い物が食べたい時は、夏の暑いときかな~。冷たいビールと一緒に。そしてその後胃腸を壊すのがルーティン。ビビンバが好き。あんまり辛い物が得意ではないけど。
SOSの発信:大腸、肺、鼻、皮膚
心の状態:悲しい気もち
体の状態:鼻炎、鼻水、冷え、咳、むくみ、便秘、下痢、乾燥肌
辛味には血液循環を改善して体を温め、発汗を促す働きがあります。
摂り過ぎると肝臓や目の不調の原因となったり、爪が弱くなったりすることがあります。
「辛味」が強い時は「酸味」で調整します。
塩味がほしい時
しょっぱい物が食べたい時は、甘い物をたくさん食べた後かな?時々無性にしょうゆせんべいが食べたくなるけど。
SOSの発信:腎臓、膀胱、耳、成長や美容の働き
心の状態:不安、恐怖
体の状態:聴こえづらい、耳鳴り、頭痛、めまい、生殖器官のおとろえ、頻尿抜け毛、白髪、老化現象
塩味は上記4つの味を吸収しやすくすると同時に新陳代謝を活発にする働きがあります。
摂り過ぎると血圧が上がり、小腸や腎臓の機能に悪影響が出る場合があります。
「塩味」が強い時は「苦み」で調整します。
苦味が欲しい時
コーヒー、チョコレートが無性に食べたい時があるある。低気圧が来て頭痛がするときコーヒーが無性に飲みたくなる。顔がむくんでいるときも。
SOSの発信:小腸、心臓、舌
心の状態:小さなことに興奮するほど喜ぶ、不安感、緊張感
体の状態:軟便・下痢、巻き舌、動悸、息苦しさ、汗が出やすい、げっぷ
苦みには体の熱を整える、余分な水分を排出する、頭痛や咳をおさえる働きがあります。
摂り過ぎると大腸や肺に不調が出る、体毛が抜けやすくなるなどの原因となります。
「苦味」が強い時は「辛味」で調整します。