加齢のせいか、自分の思うように、やりたいと思っていたことがこなせなくなって、自信喪失気味だった。本の読むペースも落ちたし。やりたいことは沢山あるのにこなせない。この本はそんな私の救いの書だった。いつもタイムリーにお空からメッセージが届きます。自分の限界を受け入れて、人間であろうとしよう。もっと方の力を抜いてやってみよう!
永遠は死ぬほど退屈だ
死が確実にやってくること、そして自分が死に向かっていることを見つめたとき、人はようやく本当の意味で生きることを知るのだ。(P79)
「時計が止まるわけではないが、時を刻む音が不意に聞こえなくなる」
素敵な響き…。そんな時間を過ごしてみたいな~~~
自分の限界を受け入れる
いつも時間がなく?スケジュール通りに進まなく、「なんかな~」って少しあきらめムードだったけど。この本は本当にタイムリーだった。そうだよな、「自分の限界を受け入れる」暗い考え方ではない。(P46)人間の最も崇高な目標は、神のようになることではなく、人間であろうとすることだ。
やるべきことはいつだって多すぎる
やるべきことはいつだって多すぎるし、これから先もそれはきっと変わらない。その中で心の自由を得るための唯一の道は、「全部できる」という幻想を手放して、一握りの重要なことだけに集中することだ。P57
必要なのは効率を上げることではなく、その逆。すべてをこなそうとする誘惑に打ち勝つことが必要。「やらない」と決めること。本当に重要なことに集中するのだ。(P63)
何かをするには別の何かを犠牲にしなくてはならない。「その犠牲に見合うだけの価値があるだろうか?」と問うことをしないでいると、やることは自動的にドンドン増えるだけではなく、ドンドンつまらなくて退屈なものばかりになっていく。
decide(決める)の語源はラテン語のdecidere、意味は切り離す。限りある人生を生きると言うことは、それがどんなに最高の人生であっても、絶え間なく可能性に別れを告げる過程なのだ。(p76)
自分の有限性から目を背け、「らいらく」した生き方をすること。私たちはいつも、人生の冷酷な現実に向き合うのを避けて、気晴らしを求めたり、日々の忙しさに没頭したりしている。何かを捨てて何かを選ぶという現実が重すぎて、選択肢がないふりをしているだけ。