感情の感情の快(喜び・楽しさ)を増やし、不快(怒り・悲しみ・落ち込み)を減らす練習、これによって、マンネリになりがちな生活に変化をつけ、憂鬱になりがちな気分を上向きに盛り上げて暮らす方法。
感情は3種類
- 快:好き・楽しい・ハッピーというポジティブな反応
- ニュートラル:快でも不快でもない状態(感情がない状態)
- 不快:嫌い・いやだ・苦痛だというネガティブな反応
人は一般的に「楽しいことを探して不満を生み出し、不快を遠ざけようとしつつ、実際は怒ってばかり」。
理想はニュートラルな状態
安らぎ、落ち着き、穏やかさ、思いやり、優しさ、そして大事なモノゴトに集中する力、へこたれずに持続する心の能力。
仏教的には、快には2種類あるのです。①欲を満たして満足するという快と②心に苦痛がない、執われ・わだかまりがない、心地よさとしての快。
「快楽を求めよう」「人生は楽しまないと」という発想は、世間で強調されているほど、正しいとはいえない。
いつも心地よい関係でいるために、現実的に考えるなら①怒りで反応しない心の使い方、②怒りを感じている・感じたときの自分自身の感情への向き合い方、という二段構えの方法が必要。
普段の感情の持ち方として望ましいのは
- ニュートラルが基本
- 快はおまけ
- 不快は避けるべきだが、反応することは人との関係に不可欠だから、不快を感じたら上手に解消する