仏教的な視点で言えば、人と人との関係は「理解してもらう」「理解してあげる」ことが基本。(なるほど~~)
感情的に対立したときに、「相手に自分の正しさを認めさせよう」としても、上手くいかない。それは自分の承認欲、つまり慢に基づく反応です。そうした思いでいくら相手に不満、主張をぶつけたも、受け止めてくれる人はいません。
こういうときは「理解してくれればありがたいし、そうでなくても、それは相手の領域」と割り切る。ある意味尊重する。
人と人が関われば、感情が生まれる。その感情が収まるのは、ひとつは「自分の感情を、自分でよく理解できたとき」。もう一つは誰かに「理解してもらったとき」です。
人間関係の基本は、相手の感情を理解しようと努め、また自分の感情を理解してもらうようにつとめること。「互いの感情を理解するように努める」ことが人間関係の鉄則。